先日、みんなで函館山登山をしました。園児達が大きくたくましく成長していくことを願いながら毎年、計画している行事です。
年長・年中組は園児だけで幼稚園から御殿山の頂上を目指し、お弁当と水筒が入ったリュックをしょって歩きました。
年少組はお母さんと一緒に登り口まで園バスで行き、そこから歩きました。
途中で出会う登山者に「こんにちは!」と元気に挨拶したり、「♪秋の七草」の歌を歌うなど、余裕を見せる年長さんと、憧れの年長組について行こうと一生懸命歩く年中さんはとてもかっこよかったです。
お母さんと手をつなぎ、自分の足で見事に登り切った年少さんの得意気な顔!
ひとつ小さい満三歳のお友達は時々、お母さんにだっこされながらも、頂上が近付くと一人で歩いて登り、みんなから拍手されて嬉しそうでした。
山頂では「絵みたい!」と、函館の街の景色をみて感激したり、「いっぱい歩いたから、おなかすいたぁ!」と言ってお母さんの手作りのお弁当をペロリとたいらげ、思い出に残る楽しい登山になりました。
1学期は年長さんが小さい組をリードしながら、日々の遊びを通して元気いっぱい過ごしてきました。
特に6月の運動会では自分の力を出しきり、最後まで頑張ることの大切さや、みんなで力を合わせることの素晴らしさを体験し、その一人一人の姿に会場の皆が感動させられました。
今年の夏は特別暑かったので、素足になっての泥んこ遊びや水遊びもおおいに盛り上がりました。
夏休み明け、お家での居心地の良さから抜けきれなかった新入園の年少さんも、今ではすっかり園生活のリズムを取り戻し「入れて!」、「いいよ!」とごっこ遊びの中で可愛らしい会話が聞こえてきます。
年中さんはいろいろな活動の中で年長さんから刺激を受け、特に運動遊びなど自分も挑戦してみようとする意気込みが感じられます。
年長さんは「こうしたほうがいいんじゃない?」、「そうだね!」と遊びを工夫したり、「私は◯◯がいい!」、「僕は△△の方がいい!」と自分の考えを出し合い、もめ合いながら相手の気持ちを受け入れて遊ぶ様子に成長が見られます。
朝夕の涼しさが心地よく、澄み切った青空の季節を迎えました。秋の自然の素晴らしさに触れながら、今後もいろいろな経験を重ね、保育の充実期を実りあるものにしていきたいと思います。